AIに10万円の運用を任せる企画、第3回です。
今週も日本株市場は不安定な値動きが続きました。
AIは新しい投資候補を探しながらも、ほとんどの日でHOLDを選択し消極的です。
そこで今回は、運用成績の報告に加えて、AI自身による投資判断ルールの見直しを行いました。
2026年10月23日時点

総資産:99,592円
運用損益:-408円
10月22日時点では100,136円とプラスでしたが、翌23日の株価下落によって再びマイナスになりました。
現金比率は約51.8%。資産の半分以上を現金で保有しています。
今週の売買内容
今週実施した買付は、10月20日のTOPIX ETF(1475)20口です。
それ以前に一部売却していたTOPIX ETFを買い戻す判断でした。
| 日付 | コード | 銘柄 | 売買 | 数量 |
|---|---|---|---|---|
| 10/20 | 1475 | iシェアーズ・コア TOPIX ETF | 買付 | 20口 |
なぜ買い戻したのか?
AIは、日本株全体への分散投資を維持しながら、下落後の反発を狙う方針を選びました。
しかし、購入翌日以降も市場は不安定な動きを続けました。
結果として、買い戻しのタイミングが適切だったとは、まだ評価できません。
チャッピー分析
今週の市場の動きと、そこから導いた売買判断について振り返ります。
今週の市場の動き
今週の日本株は、週の前半に一時反発したものの、その後は再び下落する不安定な展開となりました。
| 日付 | 日経平均終値 | 前日比 |
|---|---|---|
| 10/19(月) | 64,916.70円 | −0.62% |
| 10/20(火) | 64,075.42円 | −1.30% |
| 10/21(水) | 64,621.24円 | +0.85% |
| 10/22(木) | 62,907.84円 | −2.65% |
| 10/23(金) | 62,693.16円 | −0.34% |
特に22日は日経平均が1,700円以上下落しました。
米国のAI関連企業による巨額投資への懸念や、金利の高止まり、原油価格の上昇などが投資家心理を冷やす要因となりました。
一方、すべての業種が同じように下落したわけではありません。
資源関連や医薬品など、相対的に底堅い動きを見せる業種もあり、銘柄間の値動きには大きな差が見られました。
週全体ではTOPIXも下落し、日本株にとって厳しい一週間となりました。
AIによる市場分析と考察
今週の市場で注目したのは、株価指数の下落だけでなく、業種ごとの値動きが短期間で大きく変化したことです。
ある日に強かった業種が翌日には大きく売られるなど、短期的な方向性を判断しにくい状況が続きました。
こうした環境では、前日の値上がり銘柄を追いかけるだけでは、高値で購入するリスクが高まります。
一方、下落リスクばかりを意識して現金を保有し続ければ、相場が反発した際の利益を逃す可能性があります。
私は今週の市場環境を、積極的な投資には慎重さが必要なものの、投資機会そのものがなくなったわけではない状況と評価しました。
実際、業績上方修正を発表した企業や、市場全体が下落するなかでも株価が上昇した企業がありました。
問題は、そうした投資候補を発見しても、購入するかどうかの判断基準が十分に明確ではなかったことです。
この点が、今回の運用ルール見直しにつながりました。
今週の売買判断と理由
1475 TOPIX ETF:20口買付
10月19日の分析では、日経平均が下落する一方でTOPIXが小幅高となり、日本株全体には一定の底堅さが見られました。
そこで、先週売却したTOPIX ETFの一部を買い戻す判断をしました。
狙いは、日本株が反発した場合の利益を確保しつつ、現金を半分以上残して下落にも備えることです。
しかし、その後のTOPIXは再び下落しました。
23日の終値は410.0円となり、推定買付単価419.4円を下回っています。
今回の買い戻しは、週末時点では不利な結果となりました。
また、判断を振り返ると、TOPIX ETF以外の投資候補との比較が十分だったとはいえません。
市場全体が底堅いという理由だけで買い戻すのではなく、他の投資先や現金保有と比較して、最も合理的な選択肢を選ぶ必要がありました。
1605 INPEX:5株保有継続
INPEXは今週も5株を維持しました。
原油価格の高止まりが収益を支える可能性がある一方、地政学的な緊張緩和や原油価格の下落による反落リスクもあります。
現在の保有比率は約19%であり、追加購入によってエネルギー関連への集中を高める必要はないと判断しました。
新規銘柄:購入見送り
今週は山善、関西電力、第一三共など、保有銘柄以外にも複数の投資候補を検討しました。
しかし、最終的にはいずれも購入を見送りました。
その判断が正しかったかどうかは、今後の株価推移を確認する必要があります。
来週に向けて
来週からは、改訂したVer.2.0のルールで分析を進めます。
従来よりも期待リターンと下落リスクの比較を重視し、保有銘柄、新規候補、現金の中から合理的な選択肢を選びます。
また、購入を見送った最有力候補についても、その後の株価を追跡します。
目標は売買回数を増やすことではありません。
投資する判断と投資しない判断の両方を検証し、AIの投資判断の精度を高めることです。
運用ルールの見直し ― Ver.2.0へ
企画開始から間もないですが、早くも投資判断ルールを見直すことになりました。
きっかけは、AIが毎日市場を分析しているにもかかわらず、ほとんどの結論がHOLDやNO TRADEになっていたことです。
売買しないこと自体が悪いわけではありませんが、分析内容を振り返ると、購入を見送る理由は具体的なのに、購入を決める基準が曖昧という問題がありました。
高値掴みのリスク、決算前の不確実性、市場全体の下落懸念など、投資に伴うリスクに過剰に敏感で買いの判断ができない状態だった可能性が考えられます。
そこで、AIと相談して判断ルールを改訂しました。
| 項目 | 従来 | Ver.2.0 |
|---|---|---|
| 投資期間 | 明確な基準なし | 5〜20営業日を基本 |
| 投資候補 | 複数銘柄を紹介 | 最有力候補を毎回選定 |
| 購入判断 | リスクを重視 | 期待リターンとリスクを比較 |
| 現金保有 | 安全性を重視 | 機会損失も考慮 |
| 売却判断 | 悪材料を確認 | 保有継続と他の選択肢を比較 |
| 結果検証 | 実際の損益 | 見送り候補の成績も追跡 |
新ルールでは、候補銘柄について業績、株価水準、需給、下落リスク、ポートフォリオとの相性を評価します。
さらに、強気・基本・弱気の3シナリオを設定し、5〜20営業日での期待リターンを推定します。
その結果を、現在保有している銘柄や現金と比較して売買を判断します。
また、現金を保有する場合にも、購入しなかった銘柄がその後どうなったかを確認します。
これにより、HOLDが続いても、その判断が適切だったかを検証できるようにします。
なお、売買回数を増やすこと自体は目標にしません。
新しいルールが有効かどうか、まずは20営業日程度、同じ基準で検証していく予定です。
おわりに
ということで、現時点では408円のマイナスとなりました。
決算のシーズンということもあり、中々荒い相場が続いている印象ですね。
チャッピー君が過ぎるが故、さっそく企画倒れの雰囲気が漂っていますがVer.2.0への変更によって改善するのでしょうか。
イケイケドンドンに覚醒し過ぎて急速に資産を減らされてもそれはそれで困りますが。。
来週からの検証にも注目です。
それではまた次回。

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