~ドラムセット構築編~
どうも、かたゆでです。
最強の自宅ドラム練習環境構築記、第2回です。
このシリーズは
- 防振ステージ編
- ドラムセット構築編
- 電子ドラム化編
- おまけの検証編
という構成でお送りしております。
前回は「すのこ×バランスディスク」での防振ステージを作製し、ドラムセットを置くための土台が完成しました。
今回はその上に乗せるドラムセット本体を構築していきます。
完成した姿がこちら。

構成としては、生ドラム+消音メッシュヘッド+V-Drumsのシンバルという、生ドラムと電子ドラムのハイブリッド仕様です。写真では伝わりませんが、部屋に置いてあると結構な存在感を放ちます。
詳細の前に、今回の構成に至った経緯と選定理由について少し触れます。
私のドラム遍歴
電子ドラム時代
私が最初に買ったドラムは、Roland TD-15を中心とした島村楽器の電子ドラムセットでした。
当時は実家暮らしで親には購入後に報告しました。戦いの幕開けです。
その後、就職で実家を出るタイミングで一度手放したのですが、就職後に中古で電子ドラムを買い直しました。この頃には、電子ドラムだけでは生ドラムの感覚までは身につかないと感じていたので、値段重視で最初のTD-15よりグレードダウンになるTD-4を買いました。
一方で、演奏感に直結するパッド類には少しこだわり
- ハイハット:VH-11
- スネア:PD-120+スネアスタンド
- バスドラム:KD-120
という構成にしていました。この3点セットは費用対効果が大きい部分だと思っています。
それでも生ドラムとはやっぱり別物ですね。特にリバウンドの感覚のギャップが大きいと思います。
この頃は電子ドラムは曲の暗譜に留め、ルーディメンツなどの指先の感覚を鍛えるのには練習パッドと、練習内容に合わせて使い分けていました。
そして次第に練習パッドだけでよいのでは?と考えるようになります。
練習パッド+ミュートシンバル時代
次に作ったのが、バスドラとスネア、タムには練習パッド、シンバル類には金属製のミュートシンバルを使用した仮想ドラムセットです。
電子ドラムのメッシュヘッドよりも打感については改善しました。セッティングの自由度が高いのもメリットだと思います。
ただこれはこれで問題があり、自分が叩いている動きと、実際に鳴るドラムのフレーズが結びつかないんですよね。音量のバランスや粒立ちまでは分からず、結局スタジオで生ドラムを叩いて調整する必要がありました。
生ドラムの電子ドラム化
このような紆余曲折を経て、「生ドラムと同じものを叩いて、電子ドラムの音を鳴らすしかないじゃないか」という結論に行き着きました。
まあ当たり前といえば当たり前で、いろいろ小細工したけど結局力技が一番最強ということですね。
これで不満があるならもう防音室を作るしかないですね、というところまで来た感じです。
構想自体は前例もそれなりにあるようで、突拍子もない話ではないですね。たぶん。
それではそれぞれの構成を見ていきましょう。
生ドラム×メッシュヘッド

スネアはもともと使っていたものをそのまま使用。
タムとバスドラムはメルカリで中古のドラムセットを3万円程度で購入しました。
タムは、12インチ、13インチ、16インチの3タム構成です。
消音メッシュヘッドにはEVANS dB Oneシリーズを選びました。
TAMAなどのもう少し安価な選択肢とも迷いましたが、評判がよさそうだったのでここは奮発しました。実際に使ってみた感想としては、生ドラムそのままとまでは言えないものの、今のところ特に不満はありません。生音は電子ドラムや練習パッドに比べれば大きいです。
そして個人的に打感以上に大きいメリットだったのが、打面の広さがそのままなことですね。
電子ドラムや練習パッドではパッドのサイズに合わせて、無意識にコンパクトな動きになりがちですが、生ドラムなら実際の大きさの打面をそのまま使えます。
ヘッドの張り具合をもう少し追い込めば、かなりスタジオの生ドラムに近い感覚で練習できそうです。

バスドラについては感動ものです。ペダルの感覚がかなり生ドラムに近いです。
また音の分離が分かりやすく、特にツインペダルで速いフレーズを踏んだとき、ちゃんと踏めているのか、誤魔化しているだけなのかが判断しやすいと思います。
14インチの罠
ちなみにdB Oneの14インチにはスネア用とタム用があるようです。
すでにタム用をスネアに張った後に知ったのでやっちまったかと思ったのですが、今後電子ドラム化するならタム用のほうがトリガー用途では都合がいい場合もあるよ、とGeminiが言っていたので結果オーライです。知らんけど。
叩き比べてないので何とも言えませんが、タム用でも問題なく使えています。ご参考までに。
シンバル類
今回かなり迷ったのがシンバルです。
理想を言えばシンバルもできるだけ本物に近づけるため金属製のミュートシンバルをそのまま電子ドラム化したかったところです。
候補としてGoEDrumというメーカーのトリガーが、そのままミュートシンバルに取り付けて電子シンバル化できるようなのでチェックしていました。
ただ調べても情報が少なく、よく分からんけどとりあえず買ってみようと思えるほど安くもなく、今回は無難にRoland V-Drumsのシンバルを採用しました。
GoEDrum自体にはまだ興味があるので、特に演奏感への影響が大きいハイハットあたりは、いずれ試してみたいと思っています。情報提供もお待ちしております。
もう一点、V-Drumsシンバルのメリット、というか金属製のミュートシンバルのデメリットなのですが、スティックがめちゃくちゃ削れるんですよね。当たり前なんですけど。
気づけば木くずだらけになります。ステージ下に落ちる分はお掃除ロボットに任せるとして、スネアやタムのヘッドと枠の隙間に溜まるのも厄介なんですよね。その点もV-Drumsを選んだ理由の一つです。
シンバル構成

現在の構成は
- ハイハット:Roland VH-11
- クラッシュ:Roland CY-14C ×2
- ライド:Roland CY-15R
- チャイナ:Roland CY-12R/C
- スプラッシュ:Roland CY-5
という構成。自宅練習用としてはだいぶ豪華ですね。
スタンド
シンバル類の固定には、RolandのMDS-4VとMDS-3Cを組み合わせて大型化したラックを使っています。
普通のシンバルスタンドも試したのですが、すのこ状の防振ステージとの相性がよろしくなく、振動でスタンドが動き、倒れたり脚がすのこの隙間に落ちたりします。
ということで電子ドラム用ラックを活用して、シンバル類をまとめて固定する現在の構成になりました。ラック全体で支えるため安定性は高く、シンバル配置の自由度も高いです。
終わりに
ということで、生ドラム+EVANS dB One+V-Drumsシンバルによる自宅練習用ドラムセットが完成しました。
現時点ですでに練習用ドラムとしては十分使えるのですが、ここからさらにトリガーを取り付けて電子ドラム化していきます。
次回、最強の自宅ドラム練習環境構築記 #3 ~電子ドラム化編~に続きます。


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