どうも、かたゆでです。
最強の自宅ドラム練習環境構築記、第3回です。
このシリーズは
- 防振ステージ編
- ドラムセット構築編
- 電子ドラム化編
- おまけの検証編
という構成でお送りしております。
前回は、生ドラムにEVANS dB Oneのメッシュヘッドを張り、シンバル類をRoland V-Drumsで構成するところまで完成しました。

今回は第3回の前半として、生ドラム側にもトリガーを取り付けて、電子ドラムとして音を鳴らせるようにしていきます。
スネア&バスドラム
まずはスネアとバスドラムです。
この2つについては、Rolandのアコースティックドラム用トリガーを使用しました。
- スネア:Roland RT-10S
- バスドラム:Roland RT-10K
どちらもドラムのフープに取り付けて、ヘッドの振動を検出するタイプです。


中古品でトリガーコーンがすり減っており、そのまま取り付けるだけでは音の拾いが悪かったので激落ちくんで高さを稼いでいます。
タムの電子ドラム化
今回電子化するタムは12インチ、13インチ、16インチの3つです。
順当にいけば前述のトリガーを使えばいいわけですが、予算が上がるのと、後述する分岐の関係でリム検出は不要ということもあり、自作することにしました。
電子ドラムの仕組み
タムの電子化に入る前に、電子ドラムの仕組みを簡単に説明しておきます。
多くの電子ドラムでは、ピエゾ素子(圧電素子)という部品を使って打撃を検出しています。
ピエゾ素子は、力が加わって変形すると電圧を発生する部品です。
ヘッドを叩いたときの振動をピエゾ素子に伝え、その電気信号をTD-11などの音源モジュールに送ることで、ドラムの音を鳴らしています。
つまり、基本的な仕組みは、
ヘッドを叩く → ピエゾ素子が振動を検出 → 音源モジュールがドラム音を再生
というものです。
打撃の強さも信号から判定できるので、弱く叩けば小さく、強く叩けば大きく鳴らすことができます。

もちろん実際には、打撃位置の判定やリムショット、誤発音の防止など、もっと複雑な処理も行われていますが、今回作りたいのはタムのヘッドを叩いたことだけを検出するシングルゾーンのトリガーなので自作で十分なのでは?ということで、実際に作ってみます。
ピエゾトリガー作製
ピエゾ素子はAmazonなどで買えます。一般的にはアコギに取り付ける用途が多いですね。

素子三つが一つのジャックに繋がったものを購入し分解し、素子一つをジャックと結線し直して、これを3つ準備します。
作製したものがこちらです。今回購入したものはもともとの配線が短かったので延長しています。

トリガーの取り付け
ピエゾ素子をタム内部に固定し、メッシュヘッドの振動をスポンジ経由でピエゾへ伝えます。
まずはピエゾ素子を固定するための土台を作っていきます。
今回はダイソーのブラケットと金属板を使用しました。
ブラケットをタム内部に固定し、その上に金属板を固定します。
ブラケットの固定はもとからあるビスとビス穴を活用しています。


この土台の上に高さ調整用の木材→ピエゾ→激落ちくんの順に重ねていきます。
固定にはダイソーの粘着テープを使っていますが、両面テープとかでもいいと思います。
感度はモジュール側で調整できるので、高さが足りないよりはヘッドにしっかり激落ちくんが当たるようにしてやるとよいです。もちろん限度はありますが。


ピエゾのジャックはもともとある穴に設置して外からケーブルを抜き差しできるようにしてやるとヘッドの着脱も不要です。
ピエゾは結構脆いので、張り直すために剝がす際は注意が必要です。
失敗するとこんな感じで割れてしまいお陀仏となります。タムに固定までしてこうなるとジャックの結線からやり直しなので注意しましょう。私はこれで1回発狂しました。

音出しチェック
これにて電子化は完了です。最後にモジュール側の感度を調整してやれば完成です。
こんな感じになりました。
次回予告
ということで、3.1 ~生ドラムの電子化編~でした。
後半では分岐を使ったシンバル増設について取り上げます。
当初は電子化とまとめて一つの記事にするつもりだったのですが、思ったより苦戦し語る内容が多くなってしまったため前後半にわけることにしました。その分有益な情報をお届けできると思います。
では次回。



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